へそ温灸療法

2012年4月23日月曜日

丹田について

温灸をする場合、仰向けに横になり身体の正中線(真ん中)の任脈と呼ばれる経絡(ツボの配列)を中心に施術します。
解剖学的には、自律神経が集中している心臓神経叢、太陽神経叢、下腹神経叢が目標になります。
これらの3つの大きな結節した神経叢はそれぞれ胸部、腹部、骨盤部の脊柱の前に位置し、分岐した神経は枝を各内臓にまで伸ばしています
なかでも太陽神経叢は、「おへそ」を中心とした「丹田」に位置し気力活力生命力の源と言えます

引用開始
下丹田は、鼎、臍下丹田(せいかたんでん)、気海丹田(きかいたんでん)、神炉とも呼ぶことがある。それ以外にも、丹田には多くの名前が付されている。 単に「丹田」と言う場合は、「下丹田」を指すことが多い。 丹田の中でも、特に「下丹田」は五臓の中心に位置し、五臓は人体の生命活動と密接に関係しているので、実際には最も重視[6]されて正丹田[2]とも呼ばれる。日本の武道芸道などにおいても丹田、特に「下丹田」を重視している。別名を、腹、肚、と書いて、はら と呼び、身心一如の境地に至るための大切なポイントとなっている。
ここまで wikipedia\丹田より引用
また「おへそ」はウイキペディアには、
>出生前の胎児時代に母胎から栄養素や酸素を得るための接続点の痕跡であり、出生後は特に必要のない 器官である。
wikipedia\「へそ」より
とありますが、「必要ない器官」などありません。


「おへそは各臓器につながる道の入り口」であり、治療を施う上で最も重要な器官と言えます


食べ物は、口から摂取し胃腸で消化され腸で吸収されます。

口腔から取り入れた食べ物(水穀の気)は、腸から吸収されます。

その吸収された栄養分は おへその下の「丹田」で「血」になり、

鼻腔から取り入れた空気(天空の気)は肺を通して「気」となり「血」とあわさって

最終的に、「気血」として全身をめぐります。「丹田」はとても神秘的です

参考:最下丹田は気力体力の要所

【菜園と鍼灸院】は こちらからどうぞ



















2012年4月2日月曜日

施術までの流れ

アクセス

2012年4月1日日曜日

根拠に基づいた医療 (EBM)とホメオパシー

和戦両様の構え という言葉があります。成功したときと失敗したときの両方を想定し、和解と開戦の両方の用意をして交渉に臨むことから、思いもよらないものが生まれるということです。理論的なものの見方と感情的なものの見方、或は 数値と感覚 これらの相反するそれぞれをうまく想定して準備することとも考えられるのではないでしょうか。 易しいと難しいはお互いを支え合うように、有ると無いとはお互いを補います。高いと低いはお互いの丈を決め合い、音と声は互いに合わさり調和し、前と後ろは互いの順番を保っています。光があるから影があり、すべてはどちらが欠けても成り立たないのです。

陰陽 - Wikipedia

陰陽(いんよう)とは、古代中国思想に端を発し、森羅万象宇宙のありとあらゆる事物をさまざまな観点から(いん)と(よう)の二つに分類する範疇。陰と陽とは互いに対立する属性を持った二つのであり、万物の生成消滅と言った変化はこの二気によって起こるとされる。

このような陰陽に基づいた思想や学説陰陽思想陰陽論陰陽説などと言い、五行思想とともに陰陽五行説を構成した。

f:id:ryuusuijyoudou:20090212013452p:image陰陽を表す太極図

原初は混沌(カオス)の状態であると考え、この混沌の中から光に満ちた明るい澄んだ、すなわち陽の気が上昇して天となり、重く濁った暗黒の気、すなわち陰の気が下降して地となった。この二気の働きによって万物の事象を理解し、また将来までも予測しようというのが陰陽思想である。

受動的な性質、能動的な性質に分類する。具体的には、闇・暗・柔・水・冬・夜・植物・女、光・明・剛・火・夏・昼・動物・男などに分けられる。これらは相反しつつも、一方がなければもう一方も存在し得ない。森羅万象、宇宙のありとあらゆる物は、相反する陰と陽の二気によって消長盛衰し、陰と陽の二気が調和して初めて自然の秩序が保たれる。

重要な事は陰陽二元論が、この世のものを、善一元化のために善と悪に分ける善悪二元論とは異なると言う事である。陽は善ではなく、陰は悪ではない。陽は陰が、陰は陽があってはじめて一つの要素となりえる。あくまで森羅万象を構成する要素に過ぎない。戦国時代末期に五行思想と一体で扱われるようになり、陰陽五行説となった。

 特徴

  • 陰陽互根

陰があれば陽があり、陽があれば陰があるように、互いが存在することで己が成り立つ考え方。

  • 陰陽制約

提携律とも言い、陰陽が互いにバランスをとるよう作用する。陰虚すれば陽虚し、陽虚すれば陰虚する。陰実すれば陽実し、陽実すれば陰実する。

  • 陰陽消長

拮抗律とも言い、リズム変化である。陰陽の量的な変化である。陰虚すれば陽実し、陽虚すれば陰実する。陰実すれば陽虚し、陽実すれば陰虚する。

  • 陰陽転化

循環律とも言い、陰陽の質的な変化である。陰極まれば陽極まり、陽極まれば陰極まる。

  • 陰陽可分

交錯律とも言い、陰陽それぞれの中に様々な段階の陰陽がある。陰中の陽、陰中の陰、陽中の陰、陽中の陽。

 

陰陽とは、違うものから影響を受け、返す。その繰り返しで、一方の力では思いもよらなかったものが生まれ育ちます。その思いもよらなかった新しいものこそが未来への力なのです。

現在の環境は混沌(カオス)に近づいていますが、まずは自身の健康一番です。和戦両様の構えで物事を想定し見極めて順応すべき時だと言えます。

 

根拠に基づいた医療 (EBM)

ホメオパシー

 

 

2012年3月30日金曜日

はり治療・温灸治療について 鍼灸療法

鍼灸療法
はり治療について
初回の治療で、症状をを3割程度にまでに減らすことができます。痛みの程度がそれほど強くなければ、1回の治療で気にならない程度になる場合も多く、あとは放っておいても自然に治ります。
重い症状やギックリ腰では、一定期間治療が必要になります。これは身体の修復に時間が必要だからです。
一番痛い部位の治療を重ねる事によって次々治癒が促され治るわけです。
しかし骨の変形に伴う神経の圧迫などで痛みとかシビレがみられる場合、たとえばヘルニア、すべり症、狭窄症などではいったん症状は軽減しますが再発する場合があるかもしれません。病院などでそのような診断名が下されていても、鍼灸治療で痛みがおさまり治ってしまう方もいらしゃいます。

どうしようかと迷っていらっしゃる方は、あきらめないで、ぜひいちど治療を受けてみることをおすすめします。


 
温灸治療について
棒灸(モグサを紙で巻き、筒状にしたもの)を患部に近づけて温める治療方法です。

任脈(お腹がわ)のツボ {水分}、{神闕}などに温灸器・モグサをセットします。
督脈(背中がわ))では、上部では陶道、上身柱、身柱、下部では懸枢、命門、腰陽関、上仙などにセットします。

この状態で、約15分間ツボを43℃~50℃で温めます。

ツボの反応(皮膚の発赤)を確認しながら、まだ「虚」しているときは、直接棒灸を手で持って施灸します。反応により直接お灸をする場合もあります。

足は第二の心臓と呼ばれますが、腸は第二の脳と呼ばれる重要な連携臓器です。温灸とくに丹田へそ温灸はシンプルな施術ですが根気よく治療を継続する事によりどんなに頑固な症状でも必ず望みはあります。

お灸の効果はミラクルです。

2012年3月21日水曜日

*******



2012年3月3日土曜日

50℃へそ温灸



「脳と腸はダイレクト!」

脳と腸の皮膚は自律神経を整える人体最大の連携です。


温灸の習慣は
 
自然な健康感と正しい健康観を会得することにつながります。

どんな場合も落ち着いて
自分で感じ判断し
諦めることなく行動する。

丹田の「温灸」は
50℃の根本的な浄化作用が
自然に細胞レベルでおこります。

 


 Copyright (C) 2012 繁田鍼灸院 All Rights Reserved.