へそ温灸療法

2013年1月1日火曜日

健康に過ごすための日頃の養生

寒い日が続いていますね。 

昨年は色々ありましたが新しい年の始めには、新鮮な気持ちで。。。。。

とはいうものの、風邪をひいてしまったり胃腸の調子がすぐれないとか、ちょっとしたことで疲れが抜けない等々 体の状態が良くないと、倦怠感があるだけでなく、考えが上手くまとまらず判断をミスったり、怪我したり・・・・と全くいい事がありません。

人もそれぞれに「お疲れサイン」は違いますが、そのちょっとした無理からくる疲れがいつまでも残りやすくなるのは生命力の低下つまり、病気にかかりやすくなる状態が「疲れが抜けない」ということなのです。

「気」や「血」を消耗すると、少し後になって徐々にじわじわと症状が出てきます。         少しずつ疲れが溜まってきて、風邪をひいてしまったり、体のだるさ・むくみがなかなか取れない人は特に注意です。


1.快食
  食事には、ぜひ穀物と豆類、緑黄色野菜、海草などを積極的に摂りましょう。
季節の旬のもので、自分が住んでいる土地でとれたものならさらに良いですね。

時間が来ても、お腹が空かない人は胃腸の調子が良くないのかもしれません。まずは胃腸を整えることから始めましょう。


2.快眠
 一番大切なのは、胃腸の調子や精神面も整えて睡眠の質を高めることです。
睡眠は「陰」を産み出す大切な時間。睡眠が不足すると、ほてり、のぼせ、寝汗、落ち着きがなくなる等の症状が出てきます。また、女性ホルモンの乱れにもつながります。

体内時計から言えば、午後10時から翌午前2時の間に睡眠をとるように心がけます。


3.快通
 基本的は腹8分目くらいで、お腹が空いていないときは無理に食べるのは避けましょう。
また、排便をしっかりすることで、腸がきれいに保てます。    





温灸で寝起きスッキリと気力充実!!


 一年を通して体を整えることであなたの体質は確実に変わります


                                 お通じスッキリ 食事が楽しみ!!



 女性は月経により大量の血液を排泄してしまいます。血と同時に気津液も失ってしまうため、常に補うことが必要です。血虚(血が不足すること)になってしまうと、記憶力が低下したり、お肌がカサカサになったり、顔色が悪く、疲れやすくなります。月経が遅れたり、卵子の発育にとって特に大切です。

 血液のめぐりを良くして 血が不足することを予防することに気を配ることで 体全体の血の流れが良くなります。新陳代謝も活発になり、シミやクマの予防にもなります。逆に滞ってしまうと、肩こりや月経不順、子宮筋腫や内膜症、冷えや精神不安定になることにもつながりかねません。


 また腎は東洋医学の考え方では、もっとも成長や生殖能力、老化とかかわりが深い臓器。年齢とともに機能が減退していくと考えられています。腎虚(腎の機能が衰えること)になると、シミやしわ、白髪が増えたり、精力減退などにもつながります。少しずつ補っておくことで、将来の更年期障害の予防にもなります。