へそ温灸療法

2011年5月31日火曜日

治療の秘訣

●治療の時期

食前2時間頃から治療を始めるのが理想です。

空腹のままでは良くありません。

 

●食事の取り方

治療後30分を隔てて食事をすること。

無理なく快い満腹感を覚えるまで食事の回数も制限せずに食してください。

十二分にではなく腹八分で回数です。

酒煙草、濃いお茶、その他刺激の強いもの、無意味な湯茶は努めて節してください。

 

●入浴と運動

食後一時間ぐらいおいてから、なるべく入浴はしてください。

また適当な運動を、過激にならぬように大いに行ってください。

但し、持病などがある場合その症状に逆らわないで徐々に力を付けてゆく事が大切です。

 

●その他

一度や二度の治療結果に安心して油断したり、また反対に暫らくしても効果が現れないと悲観するのも早計です。治療は効力が徹底するまで根気よく続けることが肝要です。

また初期の効果が現れてきたら、その機に乗じて積極的な鍛錬をしその後いよいよやめるという時は急にやめないで隔日から二日置き三日置きという風に徐々にやめるようにすることです。

治療日記等を付けておくのも後日非常に興味深いものです。

 

*観察点

体温・気分・腹具合

不調の原因・その後の経過

食欲の有無・量・回数

便通の有無・回数・形態 

 

 

 

2011年5月18日水曜日

身体を守る食養生について

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東洋医学の 具体的な処方として漢方薬とか鍼灸などが組み合わされるのですが、今そしてこれから未来に向けて重要なのが"食養生"です。

以前から、日本食は、「身体によい健康的だ」などというイメージはあったのですが、それらは、欧米式の食事栄養の考え方に対して或は、自らの食生活に対する反省として在りました。

動物性食品の多食は、それに起因する病気の多発と病気の増加による経済的な損失、また食肉を生産する為の資源の浪費水や土壌環境汚染さらには世界の飢餓問題の原因とまで言われていたことなどです。

福島原発がメルトダウンし甚大な放射能を放出し、さまざまな半減期をもった放射性物質が想像もつかない経路で私たちの身の回りにある現在の日本においての食養生の目的は、放射性物質のデトックスが大きな指針になったと考えています。極端にいえば「日本食が日本を救う」です。もともと一汁一菜は日本の伝統食ですしヘルシーフード、アンチエイジングといえば大豆加工製品をはじめ様々まな発酵食品です。日本食の底力と日本人の底力を発揮するために積極的な「身体を守る食養生」をしてゆきたいものです。

 

 
     引用wiki 石塚左玄
    1.   食本主義 「食は本なり、体は末なり、心はまたその末なり」と、心身の病気の原因は食にあるとした。
    2. 人類穀食動物論 人間の歯は、穀物を噛む臼歯20本、菜類を噛みきる門歯8本、肉を噛む犬歯4本なので、人類は穀食動物である。
    3. 身土不二 居住地の自然環境に適合している主産物を主食に、副産物を副食にすることで心身もまた環境に調和する。
    4. 陰陽調和 当時の西洋栄養学では軽視されていたミネラルのナトリウム(塩分)とカリウムに注目し、さらにそのバランスが崩れすぎれば病気になるとした。
    5. 一物全体一つの食品を丸ごと食べることで陰陽のバランスが保たれる。「白い米は粕である」と玄米を主食としてすすめた。

 

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