へそ温灸療法

2011年3月5日土曜日

温灸について

温灸の目的は、ツボに対する温熱刺激による生体反応(効果)にあります。

もぐさの温熱浸透率は高く、皮膚上を数分温めると、皮下の筋肉、神経に直接影響を与え、痛みやコリを除くことができます。また温めることにより血行が改善し、ツボを刺激することにより自律神経のバランスが調整されて緊張がほぐれ安定します。また血管の緊張もほぐれるので血管が緩み、血液が滞りなく流れます。また利尿作用にも優れそれは免疫力向上(治癒)に結びつきます。

温灸は、血行不良・冷え性・高血圧・低血圧などの方に適応します。

 •血液中の白血球が温灸効果によって増加し血液成分がアルカリ性に好転します。

 •ツボ刺激によって、全身の血行を促し、胃腸の働きを助け熟睡できます。

 へその周辺は東洋医学では、胃腸の働きに重要な経路とされています。また、腹部周辺の血行が悪いと胃腸の働きも弱まり下半身も冷えがちになります。

へそを温めると血行が促進されるので、血行が良くなり疲労回復やリラックス効果が生まれて胃腸の働きが活発になります。

    

***鍼灸適応症***

変形性腰椎症・慢性胃炎・痔・月経痛・膝の痛み・こむら返り・捻挫・肉離れ・慢性関節リウマチ・アキレス腱周囲炎・通風などの緩和改善 頭痛頭重・三叉神経痛・首のこり・寝違え・むち打ち症・五十肩・肋間神経痛・テニス肘肩の痛み(野球肩)など 腰痛・肩こり・リウマチ・神経痛・坐骨神経痛眼精疲労・関節痛・首筋のこり・ひざ痛冷え性対策・手足のしびれ・・・などの緩和に

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