へそ温灸療法

2013年12月15日日曜日

【養生の術】について 

原文『養生訓』全巻青空のホームページ 

 万(よろず)の事つとめてやまざれば、必ずしるし(験)あり。たとへば、春たねをまきて夏よく養へば、必ず秋ありて、なりはひ多きが如し。もし養生の術をつとめまなんで、久しく行はば、身つよく病なくして、天年をたもち、長生を得て、久しく楽まんこと、必然のしるしあるべし。この理うたがふべからず。

 

万事において努力を続ければ必ず結果がある。

たとえば春にまいた種を、夏の間よく世話をすると、秋には収穫が多くなるようなものである。

人の健康も同じである。

養生術を実行すれば、健康で病なく過ごせ、長生きすることができ人生を楽しむことができる。

これは、必然であり疑いがない。

 


2013年11月3日日曜日

【気血を滞(とどこお)らせてはいけない】超訳

 原文『養生訓』全巻青空のホームページ
 陰陽の気天にあつて、流行して滞らざれば、四時よく行はれ、百物よく生(な)る。偏にして滞れば、流行の道ふさがり、冬あたたかに夏さむく、大風・大雨の変ありて、凶害をなせり。人身にあっても、またしかり。気血よく流行して滞らざれば、気つよくして病なし。気血流行せざれば、病となる。その気上に滞れば、頭疼・眩暈となり、中に滞ればまた腹痛となり、痞満となり、下に滞れば腰痛・脚気となり、淋疝・痔漏となる。この故によく生を養ふ人は、つとめて元気の滞なからしむ。

一年を通じて天の気は、万物を育み生成する。天候不順は、凶害を引き起こす。
人間の血気の流通もまた同じである。
血気を流通させることで健康は保たれ健康の秩序が崩れれば、病となる。 
気上に滞れば、頭疼・眩暈
気中に滞ればまた腹痛となり、痞満となり
気下に滞れば腰痛・脚気となり、淋疝・痔漏となる。

2013年8月27日火曜日

鍼灸治療 2つの効果


2013年8月2日金曜日

家庭で出来る「びわの葉温灸」



びわの葉温灸は、熱くなく痕に残らず心地よいという三拍子揃った安心して実行出来る家庭療法です。
枇杷の葉を使った伝統療法について古くはインドの経典にも記述があり、日本にも約1500年前に伝来したとされます。ここでは医学博士三津間正先生監修の「枇杷の葉温圧快癒点」(民間医学社s52初版)から参照引用し どなたでもが常に家庭で出来る養生法(予防方法)として実際のツボについて解説します。

枇杷の葉の働き(アミグダリンと酵素による血液浄化)と温灸の働き(温熱ともぐさの成分による自律神経系の活性)それに指圧的な刺激(棒灸で圧することによる新陳代謝の活発化)が身体に加えられ、これらの共同作用が快食・快便・快眠の三拍子を整え 自然治癒力を養ってゆきます。

快癒点【背面】


快癒点【前面】

鍼灸院などでの鍼や灸をすえる時のツボという考え方は、ここでは大まかに「快癒点」として捉えて、実際に当人が気持ちよかったり、効く~と感じる場所や程度を大切にします。年齢・性別はもちろん 太っているとか、やせて居るとか 生活環境とか、時には性格や癖までが治療の大切な指針になります。それが「名医は、あなた自身の自然治癒力!」といわれる所以です。

【腕】
【脚】



2013年5月22日水曜日

【灸をするとき】注意について

養生訓より 原文『養生訓』全巻青空のホームページ 

 灸する時、風寒にあたるべからず。大風、大雨、大雪、陰霧、大暑、大寒、雷電、虹*(こうげい)にあはゞ、やめて灸すべからず。天気晴て後、灸すべし。急病はかゝはらず。灸せんとする時、もし大に飽、大に飢、酒に酔、大に怒り、憂ひ、悲み、すべて不祥の時、灸すべからず。房事は灸前三日、灸後七日いむべし。冬至の前五日、後十日、灸すべからず。

              灸をするときは、冷たい風に当たってはいけない。

大風・大雨・大雪・陰霧・大暑・大寒・雷電・虹などの時は、灸をしてはいけない。

急病のときは、それらに関わらずしてもいい。

満腹、空腹がひどいときや、酒に酔っているとき、悩み悲しんでいるとき、

その他不祥のときにはしてはいけない。


房事は、灸をする前3日、後7日はさけるのがいい。

冬至の前5日、後10日間はしてはいけない。


 

首筋の上部に灸をしてはいけません。

老人の灸はのぼせ厳禁です。(癇癪になってしまう)

肌の薄い部分、頭や顔や四肢のお灸は小さくすえる

ながく患っている病人は気が弱くなっているので、もぐさは小さく(やわらかく)なものを用いることがポイント

 


 


     

 

 

 

 

2013年5月11日土曜日

温灸施術について

体調がよいとか悪いとか考える(感じる)とき,,,,,

 

その時が タイミングです。

 

温灸施術をうけると

*胃腸が活発に動きます。本来の胃腸です。おいしく味わって食べれます。

*肩・背中・腰の ゆるみ・張りが調節されます。

便秘解消に効果大です。むくみもなくなり、かるくなります。

 

 

*いろいろ調べてみても、はっきりした原因がわからない或は無いのに「不調」は有る。

*特に病気ではないが、すっきりとしない、あるいはぐっすりと眠れない。

*理由も無いのに、気持ちが落ち込んでしまうときが有る。

等々

  

身体状態と健康

気力がない  抜け毛
不安      不眠
胃弱      胸やけ
便秘      痔
月経不順   むくみ

 

日頃から、体のサインに丁寧に対処することが大切です。

 

 

 

2013年3月15日金曜日

人体最大の自律神経の連携

春に おへそを温めると頭がよくなる!?

から横行結腸の3分の1までのほとんど全ての内臓の運動神経副交感性知覚神経迷走神経であり、さらに、心拍数の調整、胃腸蠕動運動発汗発話等にも関与する。(wikipedia)

 腸の皮膚と脳神経は、密接な関連(wikipedia)があるということですね。

 

ところで、脳にとって一番大切なのは「自発性」である事は、なんとなくわかるように思います。  

そういえば、「やる気」は、自分の本心からしか湧き上がってきませんよね。

スタートの時はイキイキした未来の自分を想像することが重要です。

 

 

丹田が充実すれば・・・・・

やる気(気力)が出てきます。

じっくりと前向きに物事を捉えることが出来るので必要のない不安とかがなくなります。

考えがまとまるので安心して落ち着きます。

ますますリラックスして血の巡りがよくなります。

胃腸の働きが順調になります。

食欲不振も便秘もなくなります。

食べ物本来の持ち味を 五覚で感じる事が出来るようになります。

五感に素直に従って自分の身体にマッチした事物(食べ物)を選択出来るようになります。

本来の自然な自分が取り戻せます。